メルカリやラクマなど、欲しい商品が安く買えたり不用品を買い取ってもらえたり、誰でも手軽に利用できる便利なフリマアプリ。
一方で、フリマアプリは個人間のやり取りでトラブルが起きそう、実際にトラブルが起こってしまったなんて意見も。
今回は、フリマアプリを使って実際に体験した小トラブル事例をご紹介します。
トラブルを未然に防ぐために普段から気を付けているポイントも解説しているので、参考になれば嬉しいです。
この記事では実際に体験した小トラブルをご紹介しています。
今まで警察や消費者センターに相談した…など、大きなトラブルに発展した経験はありませんのでご了承ください。
- フリマアプリ利用歴7年以上
- 出品・購入合わせて500件以上取引
ラクマメイン、メルカリサブで利用しています♪
他にもフリマアプリ関連の記事を書いているので、良かったらご覧ください。
フリマアプリにトラブルは多いのか?
今までラクマやメルカリといったフリマアプリを利用して500件以上のお取引をしてきました。
その中で「これはトラブルかも…」と自分自身で認識したのは片手で数えられる程度で、わずか0.05%です。
フリマアプリが介入しているとはいえ、顔の見えない個人間の取引でトラブル率0.05%は少ないのではないかと考えています。
ただ、中には警察や消費者センターに介入してもらうような大きなトラブルがあることも事実。
過度な心配をする必要はありませんが、トラブルが起こることを未然に防ぐ対策をしつつ日々お取引を行っています。
【体験談】フリマアプリでの小トラブル事例
解決するまで少し時間を要したものから、ちょっと嫌な思いをしたものまで、筆者が実際に体験した小トラブルを事例として5つご紹介します。
事例①商品が届かない
事例1つめは、購入した商品が届かない小トラブルです。
- 購入者として、新品未使用の化粧品を購入
- 出品者の評価数は多く、悪い評価もなし
- 発送期限内に普通郵便にて商品を発送したとの通知あり
購入後、商品発送通知までお取引は非常にスムーズに進みました。
しかし、発送通知から1週間経っても2週間経っても商品は手元に届きません。
出品者の方からも「商品は届きましたか?」といったメッセージが届き、こちらも「まだ受け取っていません」と返信。
その後も商品が手元に届くことはなく、最終的に出品者の方に郵便局へ問い合わせていただく事態となりました。
とても丁寧な出品者の方で、郵便局への問い合わせた証拠のお写真もいただきました。
(※郵便局からの返答は、発送商品が見つからないという内容でした)
お互いに同時進行でフリマアプリ運営に連絡を取っており、最終的に取引はキャンセル扱い。
既にお支払いしていて商品料金は手元に戻ってきましたが、解決まで約1ヶ月を要しました。
フリマアプリ運営には、「以前に同様のトラブルがないため~」といった注意書きつきでキャンセル対応をしていただきました。
当事例は出品者の方のトラブル中の対応や評価内容から見ても、郵送事故による商品紛失だったことが想定されます。
しかし、中には発送していないのに発送している、受け取っているのに受け取っていないと虚偽の申し出をする人が居るとか居ないとか…そんなトラブルメーカーとは絶対にお取引したくありません。
事例②商品がAmazonから届き…
事例2つめは、商品がAmazonから届き、メッセージで酷い発言をされた小トラブルです。
- 購入者として、スマホ・タブレット用の小型キーボードを購入
- カラーが6色あり、希望色を取引メッセージでお伝えくださいと商品情報欄に記載あり
- カラー6色のところ5色しか確認できず、もう1色を教えてほしいとお伝えしたものの回答がなく発送通知が届く
- 届いた商品はAmazonから直接発送されていた
こちらの質問にお答えいただけないまま商品発送が通知されもやもやしていたところ、届いた商品はAmazonからの発送。
商品は購入したものがちゃんと入っていましたが、一緒に明細のようなものが入っていたんです。
その明細には、出品者の個人情報であろう内容と、商品料金が…筆者がフリマアプリで購入した金額は、Amazonでの価格に1,000円ほど上乗せした金額でした(笑)
商品が手元にない状態の、Amazonを利用した転売屋さんです。
これはフリマアプリの利用規約に禁止事項として記載されています。
メルカリでは、手元にない商品の出品を禁止しています。
メルカリ 禁止されている行為 手元にないもの(禁止されている行為・出品物)より引用
商品が手元にないことで、商品に関する質問に答えられない、配送できない/遅延するなどのトラブルを避けるためです。
また、他社のECサイトから購入者宛に直接商品を発送することや、配送代行サービスの利用も禁止しています。
事務局が禁止行為・出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。
お取引中のメッセージのやり取りにも非常にもやもやしていたので、フリマアプリ運営に報告した上で「悪い評価」をつけてお取引を終了。
すると、取引メッセージ欄にここには書けないような暴言が届きました。
すごく驚きましたし、非常にストレスの溜まるお取引でした。
フリマアプリ運営からは、「調査の上対応します」というような返信をいただきましたが、特段ペナルティを受けたといった様子はありませんでした。
事例③未使用のはずの商品が…
事例3つめは、新品未使用となっていた商品が新品未使用じゃなかったという小トラブルです。
- 購入者として、新品未使用となっているブラウスを購入
- 届いた商品のわきの下に真っ黄色の汗染みが付着していた
これはもう、ちょっと、泣きたくなりました…。
新品未使用どころか、届いた商品を広げてみたらすぐに分かるほどの真っ黄色の汗染み…。
漂白剤を使って洗濯してみたら汗染みは消えたんですが、着る気になれず処分しました。
返品を申し出ようか考えたものの、購入金額が安価だったため手間を考えて、評価欄で事実をお伝えしてお取引終了。
衣類品の購入にトラウマが残るお取引でした。
特に評価が悪い出品者の方ではなかったので、非常に残念です。
事例④おまとめ買いを全キャンセル
事例4つめは、まとめ買い&お取り置き希望に応じたものの全てキャンセルされた小トラブルです。
- 出品者として、断捨離のため衣類品を大量出品
- 出品したうちの10着前後を購入&お取り置き(1週間希望)
- 希望に応じお取り置きしたものの、結局購入されず終了
お取り置きは原則応じないことを決意した小トラブルでした。
フリマアプリ側ではお取り置きルールを設けていないため、完全に個人間のコメント欄での口約束です。
取引自体はスタートしていないため、約束を破ったとしても購入希望者側には何もペナルティはありません。
出品者側としては、お取り置き要望に応じた場合、お取り置き中に別の方から購入申請が入ってもお断りしなければなりません。
他の方の購入申請をお断りしたにも関わらず、その後で全キャンセルされるという非常に残念な事例でした。
特にメルカリでは購入申請機能を設けておらず、商品タイトルや商品説明欄に「お取り置き」と記載していても、別の人に購入されてしまう可能性があります。
ラクマには購入申請機能があり、購入者が複数いる場合選択することができます。
お取り置きは出品者側のリスクが高いため、注意が必要です。
事例⑤「特典をつけてください」?!
事例5つめは、出品した商品に対して「特典をつけてください」とコメントされた小トラブルです。
- 出品者として、香水サンプルをフリマアプリ最低価格300円で出品
- コメント欄に「特典をつけてください」というメッセージが届く
- その後数回にわたりやり取りが続く…
メルカリ・ラクマの最低出品価格は300円。
市場調査(メルカリ・ラクマで同一商品がどれくらいの金額で売れているか検索)したところ、結構人気の香水のようで、400~500円前後で売れていたので300円で出品しました。
すると、出品した直後「この容量で300円は高すぎるので、値下げか何か特典をつけてくれませんか?」とコメントが。
値下げ交渉はあるあるだけど、特典!?
最低価格での出品なので、これ以上は値下げもできないのですが…。
最低価格のため値下げはできない、特典もご用意できないと丁重にお断りしましたがその後も何回か「高すぎる~」というようなコメントが続きました。
タイミングよく別の購入者の方が購入申請してくださったため、コメント欄でのやりとりはそのまま終了しました。
フリマアプリでは値下げ交渉が多いです。
可能な範囲で応じていますが、駆け引きのようなやり取りを避けるため(笑)、「希望金額を提示してください」とお願いしています。
値下げ不可商品は商品情報欄にあらかじめ記載しておくことである程度値下げ交渉コメントを避けることができます。
たまに驚くほどの金額を提示されたりすることもありますが…特典希望は後にも先にもこの方だけでした…。
フリマアプリでのトラブルを未然に防ぐために
フリマアプリでトラブルが発生すると、思った以上にストレスが溜まります。
出来る限りトラブルを未然に防げるように、筆者が普段から気を付けている点をご紹介します。
追跡できる発送方法を選択する
出品者として商品を発送する場合は、極力追跡できる方法で発送するようにしています。
メルカリならメルカリ便、ラクマならラクマパック、郵便局のクリックポストも追跡が可能です。
商品がどこにあるのか、無事到着しているか確認できるので安心感があります。
取引前に相手の評価をチェックする
出品者の場合も、購入者の場合もお取引前に評価をチェックするようにしています。
あまりにも評価が悪い場合はお取引をお断りすることがあります。
メルカリはシステム上即時購入できるため、購入者を選ぶことはできませんが正当な理由があればお取引をキャンセルすることができます。
ラクマでは出品時に事前申請機能を利用していれば、購入申請者の承認・非承認を選ぶことが可能です。
商品情報は正しく、購入前には確認を
出品者の場合、出品する商品に傷や汚れなどがあれば正しい情報を記載します。
売れにくくなる可能性はありますが、お取引開始後のトラブルは避けることができます。
購入者の場合、商品購入前に気になる点はしっかりと確認しておくことが大切です。
新品未使用として出品されている商品でも、「購入時期や保管期間はどれくらいですか?」「保管中の傷や汚れはありませんか?」といった質問をしておくことで、ある程度の状態を把握できます。
ストレスになるコメントは削除・商品の再出品
フリマアプリに商品を出品すると、思いもよらぬコメントがつくことも…。
あまりに非常識でマナーのないユーザーとのやり取りはストレスが溜まるので、コメントを削除したり商品を一度削除して再出品するのがおすすめです。
まとめ
今回は、フリマアプリを利用して筆者が実際に体験した小トラブルをご紹介しました。
トラブルに巻き込まれると、結構ストレスが溜まるんですよね…。
快適にフリマアプリ利用するためには、トラブルに巻き込まれないよう普段から気を付けておくことが大切です。
幸い大きなトラブルが発生することなく快適に利用できています。
筆者の体験談が参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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