【体験談】適応障害と診断され、休職・退職した過去

2020年6月、私は適応障害と診断され、勤めていた会社を休職・退職しました。

現在は環境を変えて新しい職場で働いており、心身ともに健康な状態です。

最近テレビを観ていたら、人気女優さんが適応障害と診断されて活動休止・療養されることを知りました。

適応障害の診断を受けてからちょうど1年、改めて過去のことを振り返ってまとめてみようと思います。

この記事は筆者の経験・体験をもとに書いています。
正しい適応障害の情報については、クリニックや医療機関等の情報をご確認ください。

目次

そもそも適応障害とは

適応障害は、特定の状況や環境が自分にとって耐えがたいとき、強いストレスを感じて気分や行動に症状が現れるメンタル疾患です。

その状況や環境にストレスを感じるかどうか、またストレスの度合いも人それぞれ。

症状はストレスに直面しているときに顕著に現れ、ストレスから離れることで緩和されることが多いと言われています。

うつ病とは違う?

適応障害と似た症状として挙げられるうつ病。

同じメンタル疾患ではありますが、適応障害とうつ病は異なります。

適応障害がストレスから離れると症状が緩和される一方で、うつ病は抑うつ状態に持続性があると言われています。

自分が起こしてしまった行動や結果についても、適応障害の場合はそれに対して罪悪感を感じないことも多いですが、うつ病の場合は自分を過度に責めてしまう傾向が見られます。

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テレビで専門家の方が、うつ病は「骨折」・適応障害は「捻挫」と例えていました。

適応障害の具体的な症状

適応障害の具体的な症状として一般的に挙げられているもの、実際に私が経験した症状は以下の通りです。

一般的な症状

  • 気分の落ち込み
  • 食欲の増加や低下
  • 睡眠障害
  • 疲労感
  • 何に対しても興味を持てなくなる

このほかにも、情緒面では不安感や怒り・焦り、緊張からくる手汗・震え、行動面では頭痛・腹痛・肩こり・めまいなどが挙げられます。

症状の原因となっているストレス下に置かれている場合、遅刻・早退・欠勤、暴飲暴食、ものを壊すといった問題行動が現れることがあります。

私自身が経験した症状

  • 気分の落ち込み、やる気の低下
  • 過食
  • 眠れない、夜中に何度も目覚める

気分の落ち込みは仕事がない土日にも影響を及ぼし何もする気がなくなる、やる気の低下は仕事をこなすスピードが格段に下がりました。

お腹も空いていないに、なぜか食べ続けてしまう。

翌日仕事があると明日のことを考えて中々眠れず、夜中に何度も目を覚ます。

最終的には仕事に行く・仕事をすることに気力が追い付かず、欠勤するようになりました。

適応障害と診断され、休職・退職するまで

私がなぜ心療内科に足を運ぼうと思ったのか、適応障害と診断された後の休職・退職まで、退職後についてご紹介します。

心療内科に行くことを決意する

心療内科に行くことを決意した理由は、以前内科やレディースクリニックを受診した際に心療内科を進められたことがあったこと。

そして、以前の職場で同じような症状が原因で休職・退職した後輩が居たため、メンタル疾患を身近に感じていたことです。


過去、内科では喉のつまりを感じて胃カメラ検査までしたものの、検査結果は異常なし。

レディースクリニックでは手足にしびれを感じ、ピルを服用していたこともあり血液検査をしたものの、異常はありませんでした。

「メンタル的なものかもしれないから…」と心療内科を進められたのですが、身体には異常ないし、メンタル的にも生活に支障をきたしていないし問題ないかなと考え、当時はスルーしていました。


一緒に働いていた後輩は、明るく天真爛漫なタイプでした。

毎日元気に出社していたのに、ある日突然、連絡もなく欠勤を繰り返すようになってしまったのです。

無断欠勤するようなタイプでもなかったので、最初はとても動揺しました。

後輩が学生時代からそういった症状に悩まされていたことを知ったとき、見かけではどんな人がそういった症状に悩んでいるかは分からないし、誰にでも起こりうるものなのかもしれないと強く感じたのを覚えています。


やる気や気分の落ち込み、会社に行きたくないという強い感情から欠勤を繰り返すという自分自身の問題行動に直面し、このままではまずいな…と感じ、過去の経験から心療内科を受診することにしました。

適応障害と診断される

2020年6月、私は初めて適応障害と診断されました。

適応障害と診断されたのはこれが初めてで、診断を受けたときは「やっぱりそうなのか、私でもなってしまうのか」と思ったことを覚えています。

心療内科では、簡単な心理テストや漢字を使った小学生レベルの問題をいくつか解きました。

その後、担当医師からの問診で適応障害との診断を受け、1ヶ月程度の休職を進められました。

1ヶ月の休職へ

適応障害と診断された日の夜に直属の上司への電話、翌日社長と電話連絡を取って即日休職となりました。

社長からは、復職後の部署内・別チームへの異動を提案いただきました。

復職後の前向きな提案はとても嬉しかったですし、感謝しています。

しかし、当時勤めていた会社は小さな会社で部署全体を合わせても30名程度。

その中で別チームに移ったからといって、自分の置かれる環境が大きく変わるとは思えませんでした。

退職の申し出

休職期間中は会社に行かなくて良い、仕事について考えなくて良い環境は私の症状を軽くしてくれていました。

しかし、1カ月後には復職…と会社や仕事のことを考えると再び気分が落ち込み、症状を繰り返してしまうのです。

結果、社長からの提案をお断りし、退職の意思を申し出ました。

休職期間の空ける1カ月後が退職日になることが決まりました。

退職後の仕事について

退職することが決まって、心がとても軽くなりました。

休職期間中はとにかくゆっくりと好きなことをして過ごしながら、退職日以降のお仕事探しをしました。

さまざまな雇用形態で検討していましたが、派遣会社さんが良いタイミングでお仕事を紹介してくれ、無事決定したため現在は派遣社員として事務のお仕事をしています。

適応障害になった要因

私が適応障害になってしまった要因として考えられるのが、環境の変化上司との関係です。

環境の変化

私は2020年4月に転職しました。

適応障害と診断されたのが、転職してからわずか3ヶ月の2020年7月。

前職には6年ほど勤めていて、4月の転職で働く環境・人間関係がガラッと変化しました。

慣れない仕事を日々こなしながら、周囲との関係を構築していくことにストレスを感じていたのだと思います。

上司との関係

直属の上司とは、中々そりが合いませんでした。

私自身が仕事に不慣れで仕事が遅かったこともありますが、私に投げかけられる言葉が嫌味や罵倒のように感じられ、とても辛かったことを覚えています。

ほとんどの業務をテレワークで行っており、職場の人たちとはほとんど話す機会もなかったため、仕事中は常に上司とのマンツーマン。

もしかしたらこの状況も良くなかったのかもしれません。

適応障害と診断された際に一番先に報告をした相手でもありますが、理解は得られず関係修復もできずに終わってしまいました。

適応障害は他人事ではなかった

私は喜怒哀楽がわりと顔に出やすいタイプで、ストレスがキャパを越えると爆発します(迷惑)。

適応障害と診断される前の私は、そうなる前に発散してしまえるから大丈夫だとなんとなく思っていました。

そんな私でも環境の変化をきっかけに適応障害という診断を受けることになり、他人事ではなく誰にでも起こり得ることなんだと強く実感しています。

まとめ

今回は私自身が適応障害と診断され、休職・退職した過去についてまとめてみました。

現在は環境を変えて新しい職場で働いており、前職を退職してからは症状に悩まされることもなくなりました。

当時は自分の症状について、現職について、退職後について考えたり対処することがたくさんあっていっぱいいっぱいでしたが、振り返ってみると自分の限界を知ることができたのかな、とも思っています。

私は仕事をすることが好きで、仕事を通して信頼を得たり、責任感や達成意欲を持って業務に取り組むことにやりがいを感じます。

自分のできる範囲で、今後も頑張っていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

東京在住のアラサー派遣OLブロガー
足元を固めて自由になることを目標にブログや副業を頑張っています!

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